当ホームページをご覧いただきありがとうございます。

私は2014年8月に北海道大学病院臨床研究開発センターに生物統計担当として入職し、アカデミアにおける下記のような実情を知りました。

  • 生物統計家が不足している(※私の在籍時の最大値で4)
  • 統計家がいない組織において、統計相談先がなく困っている
  • 統計家がいる組織においても、適切な統計相談が行われず困っている場合がある
  • 統計関連業務を外注したくても、一般的に研究費は少ない傾向があり、外注が難しい(※科・研究によっては全く問題ありません)

生物統計家の確保については、生物統計家育成支援事業があり、2020年4月から第1期生が活躍されています。しかし、輩出される人数と実務経験の観点から、十分な生物統計家の確保にはまだまだ時間が必要です。

製薬企業において、生物統計家が現場の研究者とやり取りすることは(少なくとも私は)ほぼありません。現場の研究者との統計相談は非常にやりがいのある仕事ですが、製薬企業の業務としてそれを行うことはできません。しかし、上記のようなアカデミアにおける実情から、製薬企業に属する身ではありますが、可能な範囲で少しでも臨床研究に貢献したいと思い、個人事業主として支援を行うこととしました。迅速で丁寧な対応を心掛けていきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

なお、個人事業主としての発言やサイトの記載内容は個人としてのものであり、雇用契約のある所属組織(アッヴィ)とは関係ありません。

Ono Biostat Consulting 大野浩太